


大阪証券取引所が2009年7月に創設した取引所FX「大証FX」。
それは取引ルールの詳細スペックも、仕組みもゼロからつくり上げていく、大規模な新規事業だった。
シンプレクスにとっても初となる取引所システム構築プロジェクト。
シンプレクス史上、最大規模のプロジェクトでもあった。
さらに、国内最速クラスの処理速度というコミットメント。
社会的責任が重くのしかかる、ミッションクリティカルなシステム。
トラディショナルな手法に捕らわれない柔軟な発想が必要不可欠だった。
その世界に挑むのは、ディレクター杉浦英和を筆頭とした少数精鋭チーム。
限られた時間のなか、杉浦たちは“取引所のあるべき姿”を追求していく。

このコンテンツは、シンプレクス史上、最大規模、最高品質のシステムとなった
「大証FX」取引所システムの開発物語である。
外国為替証拠金取引(FX)とは、投資家が証拠金をFX事業者に預け、その証拠金の何倍もの外貨の売買ができる金融商品です。
投資家から人気が高い商品でしたが、2008年当時は投資家がFX事業者と直接やりとりを行う相対取引が主流でした。
そこで、大阪証券取引所は投資家とFX事業者の間に入って、FXを安心して取引のできる金融商品にしようと市場を新たに創設しました。それが「大証FX」です。